9/4 第15回稽古 [「曙光」稽古場日誌]

府中市施設にて
この日は、私が自分のシゴトで中抜けするため、アップを各自してもらう。
前日自身のユニットのワークショップオーディションをしていたヤスが、体調を崩してお休み。緊張しすぎたのか?


とにかく稽古。

なっつ滑舌いまいち。おーたは動くとやっぱり声かれる。よっすぃーももう少し声ほしい。

役者は、体を動かせて声を出せるのが、大前提だろう、と、思う。うまくできない、とか言う前に、基礎体力つけて、発声練習しろ、タコっ、とか思う。伝えられる手段を自分の身体につけてなんぼだろーがよ!と、思う。

私はそうなのだが。

なのだが。
そんなものを、軽々と、超えてくる奴が、いる。


体じゃない、声じゃない、ヒョウイというのか、常に解放され、魅力的な芝居ができる役者って、いる。

そしてそういう奴はB型が多い!……と思う。

私のようなA型左脳人間には到底到達できないような精神の解放を、軽々とやってのける。しかも常態として。

だから嫌いなんだ、B型はっ!

…いや、血液型は偏見ですが。A型役者さんだってすてきな役者さんいっぱいいます。


でも、鴻上が以前いっていた、「ヒョウイ型じゃない役者が、本当に、肉体と精神から解放され、自分を超えた時、その時は、ヒョウイ型の役者よりも、ものすごい感動を与えられる。」
という言葉を信じて、うんうん唸りながらやるしかないのですよ。役者にむいてない私は。
でも「ただ、そんな時は、役者人生で一度あるかないか、いや、一度もないかもしれない」
て言ってるけどねっ。

いつか来る神を信じて。


この日は音響さん、衣装さんも来る。
M、S、打ち合わせ。とりあえず録音。
自前衣装確認。

衣装さんと音響さんが挨拶してる光景を見て涙が出そうになる。
スタッフさんが2人も、稽古場にいる(T_T)なんてすばらしいんだ。どっちも自分がやっていた頃(制作も小道具も装置も)のことを思うと、なんて恵まれたんだと思う。



前日買った美術関係のものも演出からGOが出たから、大量発注しなきゃ。

この週は稽古よりスタッフ仕事が重視されたかな。

稽古後中河原の飲み屋さんで、演出おーたなっつよっすぃーと、食事がてら少し飲む。狭いテーブルに丸イス。この距離だと5人で1つの話題で盛り上がれて、すごくいいと思う。会議だってこれくらい顔突き合わせた方がお互いの意見が出しやすいし聞けると思うんだけど。
それはさておき、なっつはベジータの最終形態をやりたいそうだ。みんながやりたい役を言って、「じゃあ、これみんな出てくるホン書いてくださいよ、おーたさん。」むちゃぶりー(笑)私は、ジュリエットと、あともう一つは内緒。


楽しく飲めるというのは、本当に幸せなこと。みんなに感謝。


 
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竹村

なっつがやりたいのは、フリーザの最終形態でした。すまぬ。
by 竹村 (2011-09-14 22:17) 

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