８／２７ 第１２回稽古

２名欠席。もともと遅刻１名。迷子Ｂ型１名。

なので役者３名。短時間だしアップは各自で３０分ほど。


なごやかに、少しずつ稽古。
もともとテンションあげてー！って芝居ではないので、これでも稽古には入れる。

ただ、もっとエモーショナルがほしいと思う時は来るだろうな。その時は、何かしらリラックスとテンションのアップを考えるべきなんだろう。


衣装あずきちゃんが様子を見にくる。


１３時から１７時まで新宿区施設にて。
演出風邪で苦しいのに、いつもの関西コンビが大介花子ばりにツッコミのつもりのボケをかまして笑わせ、さらに苦しめながらも。
数シーン、稽古しながらよくなった。



早めに切り上げたのは、人数が少ないのと、夜、わがカオスカンパニーの太陽族（意味不明）登守利征の客演を、可能な人は見に行くため。


バカバッドギター
『ハネムーン』
＠中野ＭＯＭＯ

ともり君がんばってた。急に頼まれて出演したわりには良かったぞ。奴もこの年にして力の抜き加減がわかってきたらしい。

お芝居は、いつもにまして、片寄氏のセンチメンタル度大放出という感じ。胸キュンしたい方、ぜひどうぞ。明日まで。


お芝居までの間少し時間があったので、私は道具、あずきちゃんは衣装を見に、よっすぃーはそれに付き合ってブロードウェイをふらふら。
ふらふらしてたら、あずきちゃんが、
「今年かき氷食べてない」。
ということで甘味処に入る。
写真はあずきちゃんが頼んだ白くま。かわいー(^-^)
私は抹茶。しぶっ。
よっすぃーはいちご。ラブリー。

おいっ、探しものは？

私はリサイクル家具屋さんに行くもやはりない。ネットだな。
その間あずきちゃんは、激安アイテム発見。さすがだ。



かき氷を食べられた今年の夏は、きっと幸せな夏。


　

８／２１ 第１１回稽古

やむを得ず、役者が交代することになりました。

この日、新しい役者さん初稽古。
こんなにすぐ新しい役者さんが決まったのは本当に幸運だ。

１３時開始。府中にて。
アップから。
絨毯の部屋なので、腹筋背筋多めに。

次はリラーックス。
力抜け確認してから、呼吸、発声。

ゆっくり起きて、滑舌。


初めてさん（以下ヤス）がいるから久しぶりに名前鬼。カヨちゃんがなんか撃沈。

なんだかんだで一時間。



少し休憩して、雰囲気わかってもらうために、一章の稽古。
おーた、声枯れるぞー。もっと体力つけてくれー。

少しヤスに入ってもらう。


そして、演出が、どこのシーンが弱いのか自分が理解したいために通しをする、と宣言。
ヤスはもちろんだが、他の役者もまだ台本もってるとこもあるけど、この時期に通せるのは、嬉しい。




通しをやってみて。
思ったよりは変化がある。なんとかなるかもという期待がもてた。
役者それぞれの実力とがんばりだろう。
特になっつがいろいろやろうとしてくれるし、カヨちゃんは出番を増やしたいくらいだ。
そしておーたもさすがに脚本がうまくなったんだろう。
よかった。



ヤスは、自分で作演出をする役者さんなので、芝居をつくることについて、よくわかっている。初稽古にも関わらず、しっかりついてきてくれた。本当に助かった。また、さらにどうできていくか、楽しみである。


弱いところ、変化がなくてつまらないシーンをぬき稽古。
夕飯休みを入れて２１時まで。
みんなお疲れさま。


これからが本格的な稽古である。

どんな芝居になるのかな。いまだによくわからない。

素敵な芝居にしなければ！
それが我々の使命。



今日の写真は、たきちゃんの、チューリップが激しく自己主張しているＴシャツ。


　

８／２０ スタッフ打ち合わせ

俳優１名体調不良のため欠席。もともと出席者も少なかったので、稽古は中止。

打ち合わせに変更。
稽古場として借りてた杉並区施設、部屋は地下。

打ち合わせ中、演出がイメージを伝えようとするたびに、電波のたつ窓際にへばりついてネット環境を確保して検索をかける私たち。



衣装さんが来てくれる。

１人１人演出のイメージが伝えられる。
竹村がやるとしたら違うなというのがいくつか。どうなるのかなあ。わくわく。
「ダサくして」という演出の言葉に非常に悩む衣装あずきちゃん。
「ダサい人ってどこ行けばいる？！」


あずきちゃんは我々の大学の後輩で、カオスに出演も衣装も何回もやっていただいている。
衣装さんとしては、本当にセンスがよくて、選んでもらっても創ってもらっても、申し分ないものを用意してくれる。
役者としても太田がすごく気に入っていて、またぜひ出ていただきたいステキ女子なのだ。

手伝いますと言っていただけて本当に良かった。助かります。

あずきちゃんが山形牛を食べに（仕事関係で。我々には全く関係ない。）去って行った後は、道具類の打ち合わせ開始。
舞台装置はほとんど演出のアイデアで。寸法、形状等を確認。

一点造る必要があるアイテム。うおー。どうすっかなあー。
ともり君にまかせるか(笑)
だって奴は、こっちだって大変なのに急遽客演するって言ってるしー(￣ー￣)


登守利征客演情報はこちら→http://bakabad.com


あとは若干探し物と、まあ、いつもの。新調したい気もある。

うーん。予算が厳しいところもあるぜ。

次に小道具。
それほど数はない。やはり若干造るものという感じかな。

現代ものは、探すのに苦労したり造るのがたくさんあったりしなくていい。

でもその分芝居でしっかり見せなきゃね(b^-゜)



というわけで、写真は打ち合わせ中のおやつ、ホワイトカレー味ポテチ。
「ホワイトカレーを知らないからよくわからないよねえ」
と言いつつほとんど食べたあずきちゃんと私。買ってきたのは太田。(笑)。

８／１４ 第10回稽古

府中で１３時から２０時くらいまで稽古。

女優１名欠席の連絡。
この気候だ。体調を崩す人が出てきておかしくはない。ましてや我々は皆社会人なので、平日働いて休日稽古だと休む日はない。体に配慮しなければいけない。
ということで、軽めのアップから少し汗かくくらいへ。
数かぞえ。少し上達した感じ！
シチュエーションジェスチャー。なっつ曰わく「かぶったら負けですよ。」竹村「！」←かぶりまくってた。独創性を！

稽古。
こちらもそろそろ倦怠期。セリフはたまに出てこなかったりするので、深い演出や新しい試みはまだできない。
アップの意味もいまいち稽古に反映できない。

こんな時期は必ずあるのだ。輝かしい明日のために、過ごす時期なのだ。牛歩なのだ。

そんな稽古中だが、
「トトロを実写化したら誰がやるか。」という提議があり、（何故だっけ？舞台をラピュタみたいにしたいとか演出が言ったからだっけ？）
「石ちゃんがオーバーオールを着て」
という結論（？）に落ち着く。

名古屋に行ったたきちゃんが三重みやげ（？）の長餅をもってきてくれる。素朴でおいしい。
おーたの実家からの桃もあり。こいつら剥いたそばから食いやがる！
なんかいつもおみやげのある稽古場。写真取り忘れたので、今回は…。

ともに兵庫県出身、なっつとよっすぃー。初顔合わせなのに、すばらしいコンビネーション。やっぱすげーな、関西…。


　

８／７ 第９回稽古

この夏竹村がお気にの、ＲＨＹＭＥ ＳＴＥＲ 『フラッシュバック、夏』で、アップ。ミニアルバム４曲分、ストレッチとか腹筋背筋とか。


和室なので、久しぶりにリラックス。このときは♪Ｓｔａｎ（ＥＭＩＮＥＭ）。呼吸から発声。

暑い中来て動いてリラックスだったので、ゆーっくり起きてもらう。座ったままで連想ゲーム。

立って発声残り。

コーラスラインでポーズをやりたかったのだが、私がリズムをつかめなくてうまくリードできなかった。すまぬみんな。
再度チャレンジします。その時はもちっとタイトに。
曲が完全に私趣味(笑)。


稽古。
芝居の違いについて少し話す。絵ではタッチと呼ばれるような観点で。あまりにも不自然なら問題だけど、今のところ大丈夫、だと思う。なっつとよっすぃーの２人は、会話で笑わせてくれる。

今回、なっつの努力には本当に救われている。
主役的な位置なわけで（前回もそうだったな）、セリフ量が多いところを、雰囲気よくしながらがんばってくれている。
彼の役の存在が芝居を通じて、救いであるように印象に残れば、美しくなる、と思う。


竹村もいいシーンを稽古させてもらって、いい気分。これは狂気ではないと。見ている人の心を動かしたい。

13時から20時くらいまで府中にて。
まだまだセリフを覚える段階だけど、仕上がるのが、楽しみな芝居だ。
でも、そう。仕上がりなんて、ないんだ。


写真は、カオスカンパニーの禁忌、鉄パイプ（これはアルミだけど）が装置復活！とともに、この日も新たな引き出しを見せてくれたけどお蔵入りになってしまい私たちしか見られないなんてもったいないくらいおもしろかったカヨちゃん。いぇーい！


　

完成されゆく嫉妬を見よ。

８月６日（土）
オフである。


というわけで、稽古場日誌番外編ということで、竹村の休日日記にお付き合いを。

真夏の暑さを感じつつ行った先は…
神田神保町、古書店街。


楽しい。
楽しすぎる。
多分何日もいられてしまう。
気になる本を見まくったら、きりがない。

この時代のアサヒグラフ！とか
『東海道戦争』文庫18000円（元値300円）！とか
『魔道具辞典』とかは今の子は好きそうとか
『仮面史』とかおもしろそ～とか
『城郭辞典９』とかどんだけあるんだよとか
自然科学系専門店とか仏教系専門店とか軍事系専門店とか浮世絵専門店（確かタモリ倶楽部で見た）とか、
とかとかとか…。

ほしいってちょっと思ったものを、本だし勉強のため、とか言って買い出したら、破産ですね。確実に。


この感覚はネットじゃないんだよな。自分がアクセスするつもりのないもの、言葉を知らないものに、本屋さんで視覚に偶然入ってくる、手にとる、文章に酔う。


いや。目的は、北川冬彦なんだけど。
ある程度予想はしていたけど、見つからず、目的は果たされませんでした。
６軒くらいまわってやっと詩評が２冊あったけど、作品が欲しがったんだ。


これこそ、実際に買うのならネットで買えばいいのだけど。初版本が２万円くらいだった。三島は桁が違ったけどね、２２万円だったかな。


小道具として、そろえるのなら手段はいくらでもある。

どころか、この街に行く必要はなかった。
でも行くべきだと思ったんだ。もともと出版数も少ない北川冬彦の詩集を、古書店を巡って探す、旅がしたかったんだ。
数ある言葉たちの中に、彼の言葉を探しあててみたかったんだ。



古書店巡りの後は、お決まりのコース、カフェでコーヒー。
戦利品（＝衝動買い）の碧梧桐をぱらぱら見ながら。ケースが二重になってて、装丁もかわいいの。


写真は、神保町といえばみたいな感じでよく写る矢口書店。戯曲演劇シナリオ関係。多分私、霞を食って生きていけるなら、ここで一生を終えてしまえるかもしれない。






芝居屋の性。


　

７／３１ 第８回稽古

７月ももう終わり。府中で稽古。
音楽を持ち込む。
ほんとは曲に合わせた意識合わせをやりたかったんだけど、集まりがあまりよくないから断念。曲に合わせたり合わせなかったりで、アップ。発声。
シチュエーションジェスチャー。みんなで奇をてらいすぎる！
前日の続きで役者がいるところを稽古。

休憩後、集中しなおしの意味で、数かぞえ。たきちゃん前日いなかったが、適応力が高い。さすがわがカオスカンパニーの女優だ。

この後は、８月休みが多い役者の集中稽古。他の人は帰っていいよ、但し３１に行く人は残ってて。ということで、よっすぃー残る。


集中稽古した司書のシーン、すてきだ。私は半信半疑だったけど、ちゃんと大人なシーンになりそう。
さすがカオスカンパニーの女優たきちゃん（２回言った＼(^_^)／）。
私は、いつの頃からかすごく色のある女優になったたきちゃんの芝居が大好きだ。カオスカンパニーの女優は私と彼女しかいない訳だが、私とは正反対のアプローチでできあがっていく。そしてうちの演出だからこそ輝く彼女が大好きだ。

というか、全体的に今回の芝居は、大人かも。国分寺大人倶楽部に負けないぞ！
…冗談です。ごめんなさい。
良い芝居にしたいです。


写真は、めでたく稽古後に行ったサーティワンにて。色のないセレクト…。しかも食べかけ…。



来週から暑くなるのかな。がんばっていこう！


　

７／３０ 第７回稽古

府中で稽古。
女優陣軒並み遅刻の連絡。
負けないぞっと各自アップ、発声。
ちらほら集まり始めてみんなで短めアップ、発声、少し早口。
息合わせてランニングから止まるまで。私は腰の痛みがひどいので、外から声をかけるマスター。速さを緩めるところで、みんなの意識統一が見えてすばらしかった。
次にトカゲノセナカさんでやってた数かぞえをやってみる。
だめだよ！この人たち！やっと２０いけるくらいだよ！年だから？！やっぱり年だから(|||_|||)もっといけるようにまたやろう。


だいたいの舞台案が演出から発表される。具体的にどれだけ動けるか早めにわかって嬉しい。
そしてとにかく稽古。
前半は台本離れ気味。台本もっているところもだんだん演出からの指示。

やっぱ演出が毎回いるっていい。


写真は、兵庫に行っていたよっすぃーのおみやげ。明石の子午せん！だじゃれ！でもデザインが良くておいしいのはさすが関西。

１３時から２１時まで、全員がそろったのでけっこうみっちり。
稽古後は演出脚本家と祥龍坊。かなりお決まりコース。遅くてもしっかり調理した野菜が食べられるから。毎回盛りが違うけど。私は野菜たっぷりごま冷し中華。話題は日本サッカーと海外サッカーにおける監督の役割について。東京がギラヴァンツに負けたから(泣)。



負けないぞ！！


　

７／２３、２４ 第６回稽古

２３（土）
府中市内で稽古。
準備運動。少し体を動かしてもらおうというアップ、ゲーム。けっこうみんな汗かけたかな。
演出が気に入ったみたいなので、シチュエーションジェスチャー。くっしーは、常にキレのいいポーズがとれる。
発声。短め早口十連発。

そして、立ち稽古に入る。まだ台本もってるけど。

私は、私の想像力の無さを実感する。
おもしろくなるかわからなかった脚本が、役者がそこに立ち、会話を始めるだけで、生き生きとしてくる。
特に今回は男性陣がしゃべりまくるわけだけど、なっつの真剣さに助けられる。
そして、ずっと一緒にやってきた太田の、役者としての魅力に今更ながら気付く。こいつを甘く見ていた。こいつのいい加減さは他に類を見ない。自分の脚本だからがんばってるというのもあるだろう。
この２人については、本当に大変。もちろんまだまだこの先長い道のりでどうなるかわからないが、体力つけて魅せてもらいましょう。

また、カヨちゃんの自由さに完敗。なんであんななんでもない役（と勝手に思いこんでいたわけだ）で面白くなるんだ？すごいぞ。

１３時～２０時までみっちり稽古。演出が出汁巻き卵を食べたいというので和み亭で夕飯。演出家と脚本家が解釈について取っ組み合いの喧嘩（嘘）をしているのをハンバーグ定食をがっつり食いながら端で見ている制作。


２４（日）
新宿区施設で稽古。発声ができないのと前日の疲労もあるだろうから、ストレッチ系のアップ、呼吸、長め早口十連発。足踏みしながら言葉連想。なっつに、Yes、Andの理念を教わる。勉強になるなあ。

前日のおさらい的に。台本を離しつつ、プロンプしつつ。
くっしーは難しい役だ。しばらく悩むだろうが、きっとその先を見せてくれるだろう。
カヨちゃんはさらに引き出しを開けてくれる。演出の清涼剤になりつつある。
１３時～１７時。やり直しやり直しテンポもまだ全然なのであっという間。男性陣疲れたろう。

女優陣配役は確定。案の定変更。




稽古後、以前カオスに客演いただいたてんこちゃん出演の
劇団鋼鉄松村『鋼鉄の処女』＠シアターグリーン BOX in BOX THEATER
を見に行く。

劇団としての完成度は高い。間違いなく会社の人を『楽しいから』と呼べる芝居だ。それでもやっと５００か。てんこちゃん、しっかりかわいい。




　　

７／１９ 第５回稽古

土と日昼まで、制作たけむらはザレ×ゴトさんの受付お手伝い。
２回も見ちゃった。

阿部泰之氏がもってる優しさと楽しさに満ちた世界。役者さんたちの魅力をさらに良くひきだす手腕はさすが。



新宿区施設で稽古。
狭めなので軽い身訓、発声、ジェスチャーゲームパターン新しく。
読み。
女優陣配役発表！
しかし、発表後に演出が知らなかった事実が判明したので、もしかしたら変わるかも。制作としては、前に言うべきだったと反省。



本物を演じなければならない。嘘の言葉をはいたら即終わり。どんな役でもそうだけど。上手さとかテクニックとかでどうにもならない役の極致。太田の真骨頂だろう。
自分の醜さを受入れさらけ出し愛すべきこの人になれるだろうか。ならなければいけない。
本当に本当に。
こわいが、やるしかない。情緒不安定なりそー。

京都に行っていたなっつが、八橋とうまか棒お好み焼き味をお土産にもってきてくれた。うまか棒うまいんすけど！

稽古後、カヨちゃんのお歌の発表会。
カタラーニ『私は遠くに行きましょう』
とてもきれいな声だった。すてき！

その後ザレ×ゴトさんの打ち上げに参加させていただく。
いい人にはいい人がたくさん集まるんだなあ。




脚本を読んで役と向き合わなければ。今週末から本格的に芝居作り。
がんばるしかない。
がんばるぞお。