めぐりめぐってハルキの虜になるって可能性もある? [「ミノアの虜」みんなの日記]

瀬木カヨコっす。
雨、降っとりますな。

今日はブンガク。

ワタシが新作を待ち望み、
その作品世界の虜になっている作家のうち
この二人について、だらだらと書くことにしよう。
くれぐれも
テキトーなのはご容赦を。


古川日出男
カズオ・イシグロ

言わずもがな
日英の人気作家である。


古川日出男
ひとことでいえば
疾走感。
真夜中の高速道路を
フェラーリでぶっ飛ばしてる感じ。
そして作品毎にガラッと印象を変える器用さ。
ヒデオはロックだぁーっ!!
と読むたびに思う。
一行読む度に
アドレナリンが
ビリビリ脳を刺激し
身体中をコーフンが駆け巡り、
叫び出したくなる!(勿論せん)
時に泥くさくて
基本アツい。

とにかく上手いんだ。巧みさに舌を巻く。

そして
カズオ・イシグロ
静謐、
そんな言葉で表現できるだろうか。
どんなテーマを扱おうと
イシグロワールドはぶれることがない。
エピソードを積み重ね、
静かにそして確実に
迫ってくる、何か。

少々単調でつまらない、バロック音楽を想起させる。
しかし最後には
(バッハの曲のように)
祈りにも似た感動がワタシを包み込むのだ。
それは静けさの中に秘められた情熱なのかもしれない。

こうやって二人を並べてみると
情熱を起点にベクトルが反対方向に向いている気がするのだが(あくまで私見)。
キーワードはハルキ。

古川は
村上春樹をリスペクトし、トリビュートブックを監修している。

イシグロは
インタビューの中で、気になる作家として村上春樹を挙げている。
「わたしを離さないで」は村上から貰ったCDの中の一曲からつけたタイトルだという。


んー、
村上春樹か。
人気あるのはわかる。
海外でウケるのもよくわかる。

しかしながら
ワタシの場合は
目前にあれば
まあ読むか、
という位置付け。


時が経てば
印象が変わるかもしれないけどな。
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